前回は、完成したVer.1.0を実戦で使い始め、
「これ、意外といけるかもしれない。」
と思い始めた頃の話を書きました。
もっとデータを集めれば、このロジックの可能性が見えてくる。
「自分で予想するより回収率が出せるかもしれない。」
そんな期待を持って、レースの検証を始めました。
でも、その期待は思っていたより早く揺らぎ始めます。
最初の違和感は徳山でした
最初に検証した開催場の一つが徳山でした。
もちろん、まったく当たらなかったわけではありません。
むしろ、的中するレースはそれなりにありました。
ただ、当たっても低配当ばかり。
Ver.1.0は、高配当も狙えるロジックを目指して作ったはずでした。
万舟を取った時の期待があっただけに、
「思っていた結果と違う。」
そんな違和感が少しずつ大きくなっていきます。
さらに、1着は当たっていても、2着・3着が予想と違って外れてしまうレースも目立ち始めました。
「まぁ、徳山ならこんなこともあるか。」
この頃はまだ、そのくらいに考えていました。
イン逃げが強く、外から攻める展開が決まりにくい開催場だから。
Ver.1.0とは少し相性が悪かっただけ。
そんなふうに自分を納得させていました。
大村でも同じでした
次に検証したのは大村でした。
ところが、ここでも苦戦します。
徳山と同じように思うような結果が出ません。
それに加えて、
スリット隊形が崩れて、展開そのものが想定と違うレースが何度もありました。
当時は、
「スリット荒れすぎやろ。」
そんな印象でした。
徳山だけなら開催場との相性だと思えました。
でも、大村でも同じような結果になる。
この頃になると、
「もしかして、ロジック自体がダメなんじゃないか。」
そんな不安が少しずつ大きくなっていきました。
何を直せばいいのか分からない
もちろん、改善案が全く無かったわけではありません。
1着は当たるのに2着・3着が外れることが多いなら、
2・3着のロジックを直した方がいいのかもしれない。
1着予想も少し尖りすぎているのかもしれない。
そんなことは考えていました。
でも、
「本当にそこが原因なのか。」
その確信が持てませんでした。
原因が分からないままロジックを修正しても、
意味がないような気がしていました。
一方で、検証を続けるうちに、
Ver.1.0は意外と自分の予想スタイルを再現できていることも少しずつ感じ始めていました。
だからこそ、
簡単に捨てようとは思えませんでした。
もっとこのロジックの特徴を知りたい。
そんな気持ちもありました。
AIとの壁打ち
どうすればいいのか分からず、
AIにも相談しました。
そこで返ってきたのは、
「まだVer.1.0の特徴を十分把握できていない。」
という考えでした。
そして、
「もう少し検証を続けてみよう。」
という提案。
それを聞いて、
「確かにそうか。」
と思いました。
原因が分からないままロジックを修正しても、
正しい改善になるとは限りません。
ちょうど仕事も忙しく、
新しいロジックを考える余裕もありませんでした。
「まぁ、急ぐ理由もないか。」
そう思えたこともあり、
もう少しVer.1.0を観察してみることにしました。
この頃は、まだ知りませんでした
この頃は、
Ver.1.0をどう改善するかしか考えていませんでした。
まさか、
開発の方向性そのものが変わるなんて、
想像もしていません。
この頃は、
「やっぱり簡単じゃないな。」
そう思いながらも、
「もっと検証すれば、答えが見つかるかもしれない。」
そんな気持ちで、
次の開催場の検証を続けることにしました。
次回は、検証を重ねる中で、
Ver.1.0の”外れ方”を少しずつ観察し始めた頃の話を書こうと思います。
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