AIを使うようになって、一番変わったことがあります。
それは、仕事が速くなったことでも、文章がうまく書けるようになったことでもありません。
「後回しにすること」が減ったことです。
AIを使い始めた頃は、分からないことを質問する、いわば検索の延長のような使い方をしていました。
「○○について教えて。」
「このエラーの原因は?」
そんな使い方がほとんどでした。
でも半年ほど使ってみて、一番変わったのは、答えを早く見つけられるようになったことではありません。
「とりあえず始めよう」と思えるようになったことでした。
今回は、私がAIを「スターター」と考えるようになった理由を書いてみます。
最初の一歩が、一番重かった
仕事では、打ち合わせ資料を作ることがあります。
何を決めたいのか、どんな話をしたいのかは頭の中にあります。
でも、
- 背景
- 現状
- 目的
- 説明の流れ
こういったことを整理して、資料として形にするのは意外と大変でした。
資料を作ること自体が大変というより、話の構成を考えたり、資料に書く文章を考えたりと、「これからやること」が一気に頭に浮かんでしまう。
そのせいで、「手間がかかりそうだな」と感じ、なかなか手を付けられないことがありました。
AIは「叩き台」を作ってくれる
今は、そんな時こそAIを使います。
といっても、きれいな文章を書くわけではありません。
「今度の打ち合わせではこんなことを決めたい。」
「背景はこう。」
「現状はこんな感じ。」
そんなふうに、頭の中にあることを殴り書きするだけです。
するとAIが、
「この流れで説明すると分かりやすそうです。」
と、構成や説明の叩き台を作ってくれます。
もちろん、そのまま使うことはありません。
でも、一番大変だったゼロから考え始める状態ではなくなります。
叩き台があるだけで、
「じゃあここを直していこう。」
と自然に手が動くようになりました。
最後は自分で考える
もちろん、最後までAIに任せることはありません。
仕事では、社内独特の言い回しや、相手との関係性によって表現を変えることもあります。
メールも同じです。
細かい調整までAIに任せるより、自分で直した方が早い場面も多くあります。
そして何より、
最終的な判断は自分で行うようにしています。
理由を聞かれた時に、自分の言葉で説明できること。
そこはAIに任せないようにしています。
AIは「思考のスターター」だった
気付けば、この使い方は仕事だけではありませんでした。
ブログを書く時も、
AI開発でロジックを考える時も、
まずAIに話しかけます。
実はこの記事も、いきなり書き始めたわけではありません。
まずAIと壁打ちをして、
「今回は何を書きたいんだろう。」
と頭の中を整理するところから始めています。
以前は、AIは答えを教えてくれる存在だと思っていました。
でも今は少し違います。
AIが考えてくれるというより、
自分が考え始めるきっかけを作ってくれる。
だから私にとってAIは、
思考のスターターになっています。
後回しが減った
AIを使うようになって、一番変わったこと。
それは、後回しにすることが減ったことです。
仕事でも、
ブログでも、
「あとでやろう。」
と思うことが少なくなりました。
理由は単純で、
「とりあえずAIに話しかけてみよう。」
と思えるようになったからです。
最初の一歩さえ踏み出せれば、意外とそのまま作業は進みます。
その結果、
「あれもやらなきゃ。」
と頭の片隅に残り続けることが減り、以前よりストレスも少なくなった気がしています。
AIは、私の代わりに仕事をしてくれる存在ではありません。
答えを出してくれる存在でもありません。
「まずやってみよう。」
そう思わせてくれる存在です。
今の私にとってAIは、そんなスターターのような存在になっています。
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